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ワードの「スタイル」と「ナビゲーション」

 著者:山崎亮一

僕が前回、2017年1月3日に「ワードの(段落)スタイルをInDesignに読み込めるか」という投稿をしました。

この問題提起をしてくれた、編集スキルアップ勉強会のTさんとのやりとりの中で、僕がそれまで知らなかった、ワードの意外と便利な機能を知りました。

それは、ワードの「スタイル」をうまく活用すれば、「ナビゲーションウインドウ」に階層が表示された目次のようなものができ、編集にとても便利だということです。

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まず、ワードの新規文書を開くと、「スタイル」欄に「見出し1」「見出し2」が最初からあります。

この「スタイル」を使って見出しを作ると、「見出し2」は「見出し1」の下位に設定され、「見出し2」を使った段階で自動的に「見出し3」が出来ます。「見出し3」は「見出し2」の下位になっています。

同様にして、「見出し9」まで自動的に作れるとのことです。もちろんそれらの見出しスタイルは、好きな書体や大きさに変更できます。

こうして作成したワード画面で、「表示」→「表示」で、「ナビゲーションウインドウ」にチェックを入れると、画面左にこのようなナビゲーションウインドウが開きます。

階層も一目瞭然の目次のようなものができ、文章の構造がよくわかります。しかも、このナビゲーションウインドウで、ドラッグ&ドロップするだけで、項目の順序を丸ごと入れ替えることもでき、文章の推敲にとても便利です。

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前述のTさんは、「ワードのこの便利な機能を使って文章(仕事の原稿)を書いているので、それを生かしてInDesignにそのまま段落スタイルとして読み込みたい」と思って、勉強会で問題提起されたのでした。

ところで、Tさん以外にこの便利な機能を使っている人には今までお目にかかっていなかったのですが、ごく最近、仕事で受け取ったワード原稿で、ある大学の先生がこの機能を上手に使っておられました。

まだまだ、大学の先生でもこの機能を知っている人は少ないのですね。でも、きっとこれから増えてくるのではないか、と思います。

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山崎亮一(せせらぎ出版・出版ネッツ関西)
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この記事の著者:山崎亮一 »プロフィール

(有)せせらぎ出版社長。著名な著者や宣伝力で勝負する大出版社とはひと味ちがう、技術的には多少未熟でも無名の著者がコツコツ書いた、生きる勇気を与えてくれるなにかを本という形で世に出したいと考えています。

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