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冗談ソフトを使って原稿整理!?

 著者:山崎亮一

僕は1992~3年頃、パソコン通信のNifty-serveのDTPフォーラムを毎日読んでいたことは、前に書きました。
ある日、面白いお遊びのソフトのことが紹介されていました。「冗談ソフト」とでもいうもので、「大阪弁変換ソフト」でした。普通のテキストファイルをそ のソフトで読み込むと、大阪弁のテキストファイルに変換される、というものです。例えば「私は今日、学校の帰りに図書館に寄りました」というテキストファ イルを読み込むと、「わては今日、ガッコの帰りしなに図書館に寄りましてん」と変換される、ただそれだけのものでした。
その発想が面白くて、僕はしばらくそれで遊んでおりました。そのうちに、その仕組みを考えていてハッとしました。これは、いわば「一括置換ソフト」で す。「私」は「わて」に、「ました」は「ましてん」に一括置換してしまうのですが、これは僕の仕事である編集に使えるのではないか? 例えば、原稿整理や 表記の統一で、「五五」は「五十五」に、「子供」「こども」は「子ども」に統一することができるのではないか……。

僕は即座に大真面目で仕事用の原稿整理の仕掛けを作り上げ、翌日から実際に仕事に使い始めました。
もちろん、これには欠陥もあります。「四五五本」が「四五十五本」になってしまうのを防ぐには「正規表現」の技法を使わねばならないことなどを後日に知ったのですが、多少の欠陥はあっても、従来の手作業に比べればずっとマシです。
僕は、本当に、しばらくの間はこの「大阪弁変換ソフト」で原稿整理・表記の統一の仕事を続けておりました。

これを原型として、いろいろ改良を加えて、今ではかなり実用的な原稿整理マクロを作り、せせらぎ出版業務用として使っております。
その出発はこんなことだったのです。

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この記事の著者:山崎亮一 »プロフィール

(有)せせらぎ出版社長。著名な著者や宣伝力で勝負する大出版社とはひと味ちがう、技術的には多少未熟でも無名の著者がコツコツ書いた、生きる勇気を与えてくれるなにかを本という形で世に出したいと考えています。

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