ワード、エクセル、パワーポイント入稿をDTPに使うための本、見つけた!

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最近、仕事先からもらう原稿は大半がワード、エクセル。ときにはパワーポイント、という傾向が顕著になってきました。同業者に聞くと、どこでもそうだといっています。
そのワードに、デジカメならいいがときには携帯電話で撮った写真、インターネットから無断でコピーしてきたらしい写真や図版(著作権の問題もあり、解像 度は不足しているが著者は画面できれいに見えているからきれいに印刷できるものと思いこんでいる)、エクセルで作ったらしいグラフが数値データが読めない ままビットマップの画像になって貼りこまれている……等々、泣きたくなるようなデータがほとんどです。
みなさん、そんな経験してません?

そんな、Microsoft OfficeのデータをDTPに取り込むための諸問題を解明した本がないか、ずっとさがしていたのですが、やっと1冊見つかりました。

●松田博嗣著
『画像データ取扱に強くなるDTPの本
―現場直伝、「困りもの」データを使えるようにする即効テクニック―』
毎日コミュニケーションズ 2004年発行
税込み定価 2415円

関心のある人には、たいへん役に立つ本だと思います。

僕はわくわくしながら、一読して、今まで自己流にやってきたことが大筋では間違っていなかったことが確認できてほっとしました。
それだけでなく、知らなかった細かい裏技もたくさん知ることができました。

と同時に、この本に載っているOfficeデータの例は、比較的オーソドックスで素直なデータではないか、と思いました。実際には、中途半端にパソコン に自信をもっている大学の研究者がどういじくりまわしたのか解明不能なデータをもらうことが多い僕としては、この本ですべてのケースが解明できるわけでは なさそうだ、という気もしています。

でも、基本的な対処方法を知るためには、至れり尽くせりの本であることには違いありません。

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山崎亮一(せせらぎ出版・出版ネッツ関西)
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