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第17回 「メガネをつくって、もっと読書に勤しみます」

 著者:千葉潮

ブログの読者の方から、直接「読んでますよ」と声をかけていただきました。お気に召しているところはどこでしょうか?と尋ねると、本の紹介はOKということ。ありがとうございます。でも、ほんとはこのところ読書量が減ってしまっていて、悔しい。
それはやはり避けることの出来ない「老眼」という問題に直面しているからだとおもわれます。
以前編集にかかわった「眼」に関する書籍によると、おおむね43歳を境目にだれでも「老眼」になるそうです。
私は強度の近視で普段はコンタクトレンズがないと生活出来ません。
3-4年前からコンタクトの度をゆるめに合わせてもらってましたが、最近は覚悟を決めて簡単な老眼鏡を使うことにしています。
(一昨年東急ハンズで1500円で購入。)
乱視がきつくなってしまって、電車の中で本が読みづらくなっちゃったのです。
このメガネをかけるとやっぱり快適。
実家に帰ったときに、父に自分の場合を尋ねると、やはり43歳頃からあやしくなってきたと言います。
ガリ版を切る時、罫線が上手く引けなくなってきたのを機に老眼鏡をかけることにしたそうです。
さて先日、待ち合わせ時間まで余裕があったので雑貨屋を覗くと、サングラスと並んで素通しメガネが。
かわいいフレームに度の入っていないプラスチックレンズが入っているのです。
そうか、最近の若い人たちはオシャレの小道具として眼鏡を楽しんでいるのですね。
ちょっとかけてみることにしました。
フレームをとっかえひっかえ。
ほー。これはいいかも、という形のフレームも見つけました。
ちゃんとした老眼鏡(最近はリーディング・グラスというそうですが)をあつらえれば以前のように「さくさく」と本が読めるようになると思います。

それじゃ今日はお楽しみ系の本をご紹介しましょう。
集英社文庫版「水滸伝」(北方謙三)。
単行本は3年ほど前に完結しているようなのですが、毎月1巻ずつ文庫が刊行されています。
あのいかにもマッチョな風貌から、北方謙三という人をいままで敬遠していたのですが、ふと手に取った「水滸伝」が面白いこと面白いこと。
女性の描き方がいまいち、との批評も聞きますし、そうかもね、とも思いますが、それは本筋の話ではないということで置いておきます。
「志」をもって梁山泊に集まる108人の好漢の大活躍。それと対峙する政府側もまた知勇にたけた魅力的な人物が並んでいます。
思ったほど暑苦しくない(熱いけど……)。やっぱり人間には「志」がなきゃなあ、「志」をもって仕事できてるのか? と自分を叱咤したりしています。

で、水滸伝の携帯サイトにアクセスして登録すると、毎月の発売日には北方先生よりメッセージが届きます。(正確にはURLを記したメールが届く。)
メッセージは北方先生のイメージ通りのマッチョな内容のもの。ご本人が書かれているのでしょうかね?

さて、北方版水滸伝は、キューバ革命をモデルに描いているそうです。道理で私の心を熱くさせるはずですよ。ならカストロは誰? チェ・ゲバラは誰? これからどうなるの? と毎月の発売日が楽しみです。
現在第15巻が店頭に並んでいますよ。いつも売れ行きは好調みたい。
なのにどうして、(ひどいことばかりなのに)日本では革命も暴動も起こらないんでしょう!!!。

この記事の著者:千葉潮 »プロフィール

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