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第26回「恋愛体質でなければ……」その2

 著者:千葉潮

編集者に向いているかどうか、その判断基準は「恋愛体質」というのが前回。
今回はそれの解題。
といっても単純なことなんです。

それは対象に惚れ込めるかどうか。

今日の毎日新聞の書評欄で川本三郎さんがある書物を評した一文に「ノンフィクションの優劣はその対象に惚れ込めるかどうかで決まる」という旨のことを書いておられました。
編集者もそれはおなじだなぁ、と思います。

著者に原稿依頼するには、惚れ込まなきゃやってられないわけですしね。

著者や内容に惚れ込め、というだけじゃないんですよ。
恋愛をすると(もしくは何かを好きになると)対象のことをすべて知りたいと思うじゃないですか。たとえば、その人の来歴とか、あるいは好みとか……。
話したり、調べたり、妄想したり……。
そうやって得た知識(基礎的な教養ということかも……)が結局自分の世界を広げてくれるような気がします。
これが意外なところで編集の仕事に役に立っちゃったりするわけなんですよね。

実際、尊敬する編集者や文筆家は、総じて恋愛体質の方が多かったように思います。
(実生活にせよ、仕事上のことにせよ。)
本作りというのはおよそ冷静に計算しながら出来るものではないからかもしれません。

25年も編集の仕事を続けられた、というからには、私も恋愛体質なのかな?
(いや、あんたにあるのは、オタク的探究心ばかりやん…という声も聞こえてきそうです。)

さてと。
最近のコンビニには何でもおいてありますね。手作りチョコレートキットまであります。
(バレンタインデーのキャンペーン商品なんですね。)
買いました、買いました。本日、30年ぶりに手作りチョコにトライしました。
見た目は不細工ですが、思ったよりも、いけるがな。
ただいまお茶請けにいただいております。

この記事の著者:千葉潮 »プロフィール

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