Win7をWin10にアップグレードしたら、インデザインが起動せず、真っ青。でも、解決!

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最近、自宅のノートPCを新調した。OSはWin10。最初は戸惑ってイライラしたが、慣れてくるとなかなか快調。

そこで、会社の業務用PCも思い切って、Win7 から Win10 にアップグレードしてみた。快調に見えたが、すぐに恐れていたことが起こった。

業務の一番中心のインデザインとイラストレーター(CC2015)が起動しないのである。真っ青になって、頭を抱えてしまった。

(もちろん、事前に「復元ポイント」は記録保存しておいたので、Win7 に後戻りはできるのだが……)

アドビ・サポートに電話しても、参考になるヒントはくれたが「基本的にはマイクロソフトの問題。そちらに聞いてくれ」とのこと。マイクロソフトのサポート電話は繋がったためしがない。

別にPCサポートを有料で頼んでいる業者にヘルプを求めたが、すべてを試しても改善しないので「Win7 に戻すしかないでしょうね」と言われてしまった。

 

半ばあきらめたが、ダメもとでやれるだけやってみようと挑戦し、結果、さきほど見事解決した。!!!

やったことは次のとおり。

まず、インデザインを起動しようとして出るエラーメッセージは「エントリポイントが見つかりません。……MSVCP110.dllが見つかりません」

アドビサポートにこれを伝えると、「マイクロソフトのVisual C++再頒布可能パッケージをインストールしてみてください」とのヒントをもらった。

なるほど、インターネットで「MSVCP110.dll」を検索すると、たくさんの情報がある。

すぐにこれをダウンロードしてインストールした。しかし、やはり起動せず、同じエラーメッセージが出る。

契約しているサポート業者のアドバイスにしたがって、インデザインとイラストレーターをアンインストールし、再インストールしてみたが、やはり起動しない。この段階でこの業者は「Win7に戻すしかないでしょう」と言った。

 

そこで、インターネットの情報をいろいろ比較して読み、最も信頼できそうな情報に行きついた。そこには2つの大切そうな情報が書かれていた。

1.マイクロソフトのVisual C++再頒布可能パッケージには多くのバージョンがある。2008、2009、2010、2011、2012、……2015。

どうやら、インデザインCC2015に対応するバージョンは2012と思われる。

2.2012に対応する?「MSVCP120.dll」をダウンロードしようとすると、(x86)と(x64)の2つがある。64ビット用の(x64)だけをインストールする。

 

この2つを厳密に守って、インストールしてみると、見事インデザインもイラストレータも起動した。

思わず「バンザイ」を三唱した!!!

 

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