CD丸ごと転送ができる

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長い間、ブログ更新をサボっていて、すみません。
心を入れ替えて、定期的に更新するようにしますので、見捨てないでください。

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このごろ、仕事の大半は、外注先や印刷所とのデーターの受け渡しを伴う。そのデータ量がどんどん増える傾向にある。
2~3MB程度までならメールに添付できるので問題はない。それを超えれば「宅ファイル便」などのファイル転送サービスを利用できる。最近では宅ファイル便のファイルサイズ上限が100MBとなったので、たいていのファイルはこれで送ることができるようになった。
しかし、1本だけのファイルならあまり問題ないが、多くのファイルをフォルダのツリー構造のまま送りたい場合は、ファイル圧縮などで一定の知識が必要になる。また、MacとWinのデータ圧縮のちがいなどの問題もクリアせねばならない。

そこで、どこかにサーバーを置いて、そこにフォルダごとファイルを転送し、それを相手にダウンロードしてもらう形をとれれば、社内LANに準じた便利な体制ができるはず、と考えた。

試行錯誤の末、昨日、それが実現した。
間にたてるサーバーは、無料のものもあるが、使ってみると大きなファイルのアップロードやダウンロードに時間がかかりすぎる。有料のサーバーなら転送スピードは問題なさそうということがわかったので、有料サーバーをいろいろ探してみた。
結果的に、「Yahooウェブホスティング、ライトコース」というものに決め、昨日申し込んだら、即刻開通した。費用は、初期費用3675円(税込)、月額980円(税込)である。

さっそく実験してみると、光ファイバー環境で毎秒800KB、ADSL環境で毎秒400KBくらいのスピードで、無料サーバーの10倍くらいだ。つまり10MBくらいのファイルだと約12秒、40MBで約50秒で送れてしまう。
現に、先日制作を外注した雑誌1冊分のInDesignデータをLinkフォルダ(画像ファイルが数十本入っている)も含めた全ての仕上がりデータを送ってもらったところ、約1分間ですんでしまた。
従来はこれをCDでもらっていたのだが、それが1分間で転送できてしまうのだ。外注先と直接会ったり宅配便をやりとりしなくても仕事ができる、ということだ。
これは便利になったものだ。

ちなみに、そのための転送ソフトは、Windowsでは「FFFTP」(フリーウェア)、Macでは「フェッチ」(シェアウェア)というものを使うと便利である。

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山崎亮一(せせらぎ出版・出版ネッツ関西)
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