今日、何気なくInDesignのマニュアル本をパラパラめくっていたら、「テキストの変更履歴のトラック」という文字が目に飛び込んできた。なんやて、InDesignで変更履歴が残せるんか。
すぐに試してみた。
InDesign CCで、文中にカーソルを置き、「編集」→「ストーリーエディタで編集」(ショートカットはCtrl+Y)とすると、ストーリーエディタが開く。
次に、「ウインドウ」→「編集関連」→「変更をトラック」と進み、サブメニューから「現在のストーリー内の変更をトラック」(または「全ストーリーでトラックを有効にする」)を選択。
そして、テキストに修正を加えていくと、なんと、削除したところには赤い取り消し線が、文字を挿入すると赤いアミが、書き換えると取り消し線と書き換え文字に赤いアミがかかる。(画面キャプチャー1)。
これはいいぞ。
それならば、例のせせらぎスクリプトで、大量の原稿整理一括置換をしてみよう。おお、大成功だ(画面キャプチャー2)
これは、明日からの仕事が大幅に能率アップだ!!
なお、InDesignのバージョンをチェックすると、CCとCS6では可能、CS3では不可ということが確認できた。CS4、CS5についてはこれから試してみます。判明すれば書き込みます。
※本日(2014.04.16)調べてみて、わかりました。CS4は不可、CS5は可でした。つまり、この機能は、CS5以後にできたということですね。
不勉強で、全然知らんかった。今までもったいなかったなぁ。
-------------------
むむ、待てよ。
これはストーリーエディタでの表示だから、制作内部でのチェックには非常に有効だが、著者へのゲラ出しへの反映はできないなぁ。なんとかならんかなぁ。
これは、スクリプトを書いたら実現できるのではないかな。
誰かにスクリプトを書いてくれるように頼もうかな。