第16回「パーティーでは必ず飲む、だけど飲み過ぎない」

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第1回にブレーンが大切と書きました。
同窓会では、いろいろな職業に就いている先輩(同期・下級生も含め)たちを見つけやすい……。
それとともに同業の友人・知人を見つけるのもとても大切です。
ですから、かなり積極的に同業の勉強会や集まりに顔を出すことにしています。
多くの勉強会は月次でテーマあり、招待したスピーカーの話を聞いて、質疑応答、そして、懇親会というプログラムで構成されています。
懇親会に行かずに帰る人も多数いるのですが、時間が許す限り懇親会には出た方がいい、というのが私の実感です。
フォーマル、インフォーマルの両面で人間関係を構築すること、そしてインフォーマルな人間関係の方が実があると考える人は多いでしょう。
でもお酒を飲んでコミュニケーションを図るというのはおしゃれじゃないな、と思う方も多いでしょうね。

意外に思われるでしょうが、わたしも「お酒を飲む時間がなければ、もっともっと自由な時間が取れる、もっといい仕事ができる、もっともっと読書ができる、もっともっと勉強ができるはず」と思っているのです。
けれど日本の一般社会では、「お酒を飲みながらの交流」というのはまだ有効だと思います。
というのは、日本人はたいていの人がお酒を飲まないと本音を出せないから。
まずは本音を出したところで、自分の聞きたいこと、自分のプランを披瀝したりするといいですね。
たいていの人はおもしろがって、いろいろ教えてくれたり、人に紹介してくれたりします。

それからこの種の勉強会でのポイントは2つ。
1つは酔っぱらいすぎないこと。せっかくいい話を聞いても忘れてしまっては意味がないではありませんか。
(何度も何度も飲んだくれて、肝心のいい話を忘れちゃった経験があるのですよ……涙・悔)

2つ目は自腹で行くこと。
自分の財布から参加費を出して、自由時間を削っていくと意識して実りを得ようと思うのが普通ではないでしょうか?
会社の命令で行く高価な研修はもちろん別ですが……。

さて、出版ネッツで1年に2回開催する名刺交換パーティーは、懇親会のみを特化していますが、「こういう人にあいたいなあ」「こんな仕事をしたいけれど、どどうなのかしらん」というようなお話をするのに格好の場所だと思います。
立食形式のパーティーですが、私の場合、乾杯でノドを潤したあとは、ほとんど飲んだり食べたりする時間がないのが普通。
もちろん会費は同じだけ支払うのですが、損してるかな?と思ったことはありません。
パーティでは人と出会うのが最大のご馳走だと思っているからです。
(もちろんゲストの方も主催者側も満足されるよう、お酒も料理も十分に用意してるつもりですが。)。
標準的な120分のパーティーで、来賓挨拶などの時間を除くと100分間。70名ほどの参加者と1分ずつしゃべっても70分かかります。
10分ほど話し込む人もいるし、「こんな人材を捜しているのだけれど、だれかいない?」というゲストの要望にこたえるため会場を走り回ったり……。
パーティーが始まる前に軽食をとることもあります。
そうすると落ち着いてゲストとしゃべることができるように思います。
でもたいていは2次会に行ってようやく食事にありつけるという状況。

来年の新年会兼名刺交換パーティーは、1月25日夕方京都市のコープインで開催されます。
近日中にこの出版ネッツ関西のサイトに詳細情報がアップされると思いますから、要チェックですよ。

ところで今日はそのような集まりの一つがありました。シーズンですから忘年会なのですが。
本日参加したのは、出版労連・大阪地協の忘年会です。
傘下の組合の委員が集合するのですが、同業他社の社員(職種や年齢が違ったりします)と知り合えるのは、とてもメリットがあると思います。自分の仕事を広げるチャンスかもしれないし、様々な悩みを相談できる得難い友人に出会えるチャンスでもあります。
もっとも今夜は固い話はしませんでした。居酒屋でお腹いっぱい食べて適当(ちょっと足りないわ、と思う程度)に飲んで、カラオケ(ぬぁんとステージ付き)で盛り上がって帰ってきました。
こういう場所ではメンバーの意外な面を発見する楽しみもありますね。
私もおもいきり普段とはちがう姿を見せてきました。
(みんなびっくりしたと思いますけど……。)

ま、こうは言いましたけれど、飲んだくれることは楽しいもの。
(このブログの読者の方は、とっくにご存知ですわよね)。
昨晩は取材に訪れた淡路島で仕事がはねたあと、地魚がおいしいお店で堪能してきました。カワハギの肝とサザエの刺身(とくにワタ)がもう、すばらしーい。これはともかく日本酒だぁぁぁっ。
燗酒で楽しんできました。
帰りの高速バスの中では、幸せな気分で爆睡しましたよぉっ!!!

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