人柄も実力のうち

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今日はデザイナーの方が売り込みにこられたので、面談をしました。
作品世界も面白いし、センスもよいし、何より人柄がよさそうでした。

実力本位と言われる業界だとは承知しているものの、人柄というのは仕事を依頼するときの大きな判断基準になりますね。
進行中には様々なトラブルがつきもので、大きく軌道修正しなければならない時もある。わがままなクライアントにつきあわなければならない時もある。むちゃくちゃなスケジュールに合わせなければならないこともある。
いちいち、機嫌が悪くなったり、キレちゃったりする相手とは、チームを組みたくないというのが人情です。

私も若いときに大失敗をしたことがあります。
それはある会社の社内報をやっていたときのこと。
もんのすごくいそがしいときに、レイアウト変更を申し出られたのです。
――こんなときにそんなことできるもんですか(と内心パニックになっている。)
客先からは電話での指示をいただいたのですが、担当者が同年輩の若い女性(わたしもまだ30代だったのだー。)だったのでこっちも甘えてしまったんでしょう。
「えーーーー?」と高飛車な反応をしてしまいました。
よくないよ。そんな反応。
相手は自分を責められているように思いますわよね。

次号からご発注がなくなってしまいました。
大失敗。
大後悔。

今から思えば、「さっさっさ」と片付くような話だったと思います。
それからは相手を責めるような物言いはすまいと、努力はしています。
しかし、知らないうちに人を傷つけているかもしれんなあ……。

なおいっそう気をつけねば。

-よろずコラム

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