デザイン、現場の作法

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『デザイン、現場の作法』(伊達千代 著 エムディエヌコーポレーション刊。インプレスコミュニケーション発売)という書物を買いました。
ツバメノートのような表紙がかわいい。
帯には「マナーと常識はデザイナーの必須科目です。」と大きなコピーが。

「デザインをする上での心構えから、ワークフローや画像、フォントやアプリケーション、そして印刷についてまで。
デザインの現場で今、本当に必要とされる85の基本的な知識を具体的に解説しました。
現場で知らないと困る実践的マナーの本。」
これが帯の本文。

この、「デザイン」と「編集」を入れ替えても十分成り立つなあ。
私たちの仕事は企画のスケッチと、ファイルの受け渡し、そして印刷が欠かせません。
いくら丁寧な対応を心がけていても、「キモ」をはずしていたら、仕事相手にとっては時間のムダ。迷惑な人になってしまいます。
ポイントを押さえて簡潔に、誠実に。これがマナーなんですよね。

見積書の書き方,見方まで書き込んであってじつに実用的です。

分かりやすくていいガイドブックでした。
おすすめです。

この業界おおよそ30年。ほとんど制作畑の私ですから、実は知っていることばかり。
だけど、最新の技術や情報については、おろそかになることもあります。
さらに、最近は外注でお願いすることも多かったから、若干剣もさびていたか。

たまには技工書を読むのも大事です。

2009年6月1日初版。私が購入したのは2009年11月11日の第三版。
昨日、ジュンク堂書店難波店で購入しました。

……それにしても、老眼鏡つけないと文字が読めず(しくしく。)

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