ワードは「よけいなお世話」が多すぎて閉口します。
赤い波線が勝手につくのもその一つです。
あれは注意をうながしているだけで、印刷されたり、文章に残ることはないので
すが、気持ち悪いですよね。
昨日、知人からそのことで質問を受けました。
「印刷されないから、気にしない」ということで、一応解決するのですが、気持
ち悪いので、なぜ、なんのためにそうなるのか、追求してみました。
一応そのことを次のサイトが説明してくれています。
http://allabout.co.jp/gm/gc/297877/
もう少し僕なりに実験してみました。(説明の画面は、Word 2010(Windows版)です)
1.この画面を見てください。
普通このように入力すると、このような赤い波線が勝手に入ります。
2.そこで、この画面のように、「ファイル」→「オプション」
と進み……
3.次に、この画面のように「文章校正」→「Wordのスペルチェッ
クと文章校正」→「設定」と進みます。
4.その「設定」の中で「入力ミス」欄が「普通」となっているので、この画面のように「チェックなし」に変更して「OK」を押します。
5.そして、この画面のように「再チェック」ボタンを押します。
6.すると、この画面のように、赤い波線は出なくなります。
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ところが、次に別の文章を作ると、また同じことがくりかえされて、頭にカッカ
カッカきます。
今後、一切、赤い波線を出してほしくなければ、次のようにします。
1.ワードを開いて、現在開いているファイルをすべて閉じます。白紙のファイル
も閉じて、何もファイルが開いていない状態にします。
2.そして、「ファイル」→「オプション」と進み、この画面の
ように、「ワードのスペルチェックと文章校正」の中の「入力時にスペルチェッ
クを行う」と「文脈に応じたスペルチェックを行う」の2箇所のチェックをはず
し、「OK」ボタンを押します。
すると、今後赤い波線は出なくなります。
注)……しかし、他人からもらったワードファイルは多分赤い波線が表示される
と思います。それがいやであれば、前半に書いた作業をするしかありません。
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これらのことは、ワードのどのバージョンでもおこります。
上記の説明は、「ワード2010」の場合として書きましたが、
「ワード2003」の場合には、
「ツール」→「オプション」→「スペルチェックと文章校正」→「文章校正」→
「詳細設定」と進めば、同様のメニューとなります。
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ああ、ワードはいらんことばっかり勝手にしやがる。
これ以外にも、「よけいなお世話」は山ほどあります。
ワードの「よけいなお世話」をすべてやめさせる方法もあります。
そのことについては、次回に書きます。
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山崎亮一(せせらぎ出版・出版ネッツ関西支部)
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