エディタとレイアウトソフトとの関係

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前回からかなりの期間、書けていなかったこと、すみません。

前回、冗談ソフトで原稿整理をしていた昔話を書きました。
その後、エディタで本格的な原稿整理をするために、相当の心血を注いできました。そのかいあって、数年後には、かなり実用的な原稿整理マクロができ、それまでは赤鉛筆片手に1週間かかっていた原稿整理の仕事が、瞬時に99%までできるようになりました。

せせらぎ出版ではWindows上で「WZ Editor」というエディタソフトを使ってこのことをしています。それと同様のことをMac上で「J-edit」というエディタソフトを使ってできることがわかり、出版ネッツの講習会で紹介したこともあります。
そのことについては、稿を改めて書いてみるつもりです。

今日、ふれてみたかったのは、文字系のDTPの場合、そのエディタソフトでの前作業(いわば下ごしらえ)と、クオークやインデザインなどのレイアウトソフトとの比重が最近変化してきたのではないか……ということです。

レイアウトソフトが今よりもっと重くて、レイアウト画面での編集が限られていた時代は、エディタでの前作業でどれだけ下ごしらえをしておくかは、非常に重要でした。
しかし、パソコンの性能が飛躍的に上がり、レイアウト画面でサクサクと複雑な編集ができるようになったこと、インデザインなどの編集機能がアップしてきたこと、などから、エディタでの前作業にあまり神経を使わなくてもよくなったような傾向を感じます。

インデザインで言えば、検索・置換が非常に強力になり、かなりのことができるようになりました。正規表現はまだ使えないのですが、「すべての数字」「す べての欧文」「タブなどの特殊文字」なども検索対象とできます。また「特定の書体」「特定の級数」「それらの特定の組み合わせ」なども指定できます。
だから、レイアウト済みの数百ページの本で、ある条件の文字だけの級数や書体を変えたり斜体にしたり、欧文だけのベースラインを0.25mmだけずらす、などということを瞬時にできます。

ここまで来ると、インデザインで正規表現が使えるようになること、そして複数一括置換ができるようになること、この2点が実現すると、僕が永年望んできた理想のDTPに大きく近づくのですが……。
それも、そんなに先のことではないかもしれません。

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山崎亮一
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